ベストを着るのが好きです。冬の間も重ね着しやすいベストですが、夏のように暑い日もあれば、急に冷え込む日もある今の時期にもとても活躍してくれます。ニットだったりコーデュロイ生地だったりウールだったり。何枚かあるベストを特にこだわりなく、その日の服になんとなく合わせて着回しています。
シャツ一枚では心もとないけれど、長袖をもう一枚羽織るほどでもない、という時にベストがちょうどよい役割を果たしてくれるので、つい色々な形や素材のものが欲しくなります。

七分袖や五分袖もこれからの季節に重宝します。袖をまくる必要がないので家事や仕事がしやすいし、少々暑いときにも、二の腕が冷えやすい私にとってはありがたいアイテムで、真夏も冷房が苦手なので半袖よりも着用率が高いです。
今の季節は七分袖にベストを合わせる、というのがほぼ毎日の定番。

「首」が付く体の箇所をあたためることも意識していますが、ベストで体の真ん中部分をあたたかくすることにも心地よさを感じます。
衣食住それぞれのいろんな場面で、自分が心地よくいられるルールがゆるく存在している先に、ほっとできる暮らしがあるのだなと思います。

【今日作ったもの、食べたもの】
・セロリと新じゃがのオイルパスタ
お昼ごはん何にしようかなぁと野菜室を眺めていたら、先日369商店さんから届いたみずみずしいセロリと目が合い、新じゃがと新玉ねぎ、しめじなども使ってパスタを作ることに。
フライパンにたっぷりめのオリーブオイルを熱してみじん切りにしたにんにくを炒め、しめじ、くし切りにした新じゃが芋、細切りにした新玉ねぎとハムも加えて炒め、蓋をして蒸し煮に。
具材が柔らかくなったら、細切りにしたセロリを加えて炒め直してから塩麹を上に乗せ、さらに軽く蒸し煮にします。茹で上がったパスタと合わせて器に盛り黒胡椒を。
季節の野菜の甘みをしみじみと感じました。パスタは、米粉ととうもろこし粉で作られたグルテンフリーのものを使いました。

選んだ器は、ご近所の陶芸作家さん、ははみやさんのもの。お友達からいただいた大切なうつわ。春の食材に、うつわのやさしい手触りと色合いが寄り添ってくれてうれしくなりました。