日音色 hineiro

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2024.04.18

29日目

今日からしばらくの間毎日、お菓子の製造が続きます。
製造期間は、朝から夕方までぎゅっと詰まった作業工程になるので、焼き上がったお菓子を冷ましている間に、必要な事務仕事の時間や、年齢と共にますます必要性を感じてきた運動の時間も、意識的に確保する必要があります。娘のお弁当を用意して届けるという日課も含めて、私にとっては、それぞれのタスクのピースをパズルにはめ込んでいくように過ごす毎日。そんな中でも、心が深呼吸できるような時間を作ることも忘れずにいたいです。

前回の製造から少し間が空いていたので、今朝は作業場の掃除からスタート。
シンクやコンロを少々念入りに磨き、作業台やカウンター、ライトなどをよく絞った布巾で拭き上げます。床掃除も終え、仕上げは少しひんやりとした朝の空気を感じながらの窓拭き。
ひと拭きひと拭きするたびに、散らばっている心の中のあれこれが、ひとつひとつ静かにととのっていくような感覚になります。
すっきりと場をととのえてから取り掛かる作業はきもちいい。そんな気持ちは、その場所で生まれたものを受け取る人にもきっと伝わるのだと思いながら、日々のいろんな場面でも大切にしたいことです。

一斉に咲き始めたお店の扉前の白い花。名前はなんだったかな。今でも思い出せずにいるけれど、可憐な姿に朝からほっと癒されました。


【今日作ったもの、食べたもの】
・キャベツの胡麻酢煮
小学校の給食のおかずのひとつです。アレルギーの種類が多くて給食が食べられない娘は、家からお弁当を持参しています。いつも給食の献立に似せて作っているのですが、この胡麻酢煮という煮物はよく出てくるおかず。
キャベツ、人参、細昆布、しらすが具材で、醤油とみりんと米酢で味付けされています。材料が足りないときなどは自分なりにアレンジすることが多いのですが、今日は具材も味付けも同じように作りました。
毎日給食の献立に沿って作るようになってから、大変だなぁと思うときもあるけれど、自分にはない発想の組み合わせや味付けに出合えて、楽しませてももらっています。