96日目
娘の給食に「ういろう」が出てきました。
年1回この時期の献立に組み込まれているようで、今日も久しぶりに作ったのだけれど、ちょっとした勘違いや段取りの悪さから、妙に柔らかく形が崩れた仕上がりのういろうになってしまいました。なんとか取り繕って、時間ぎりぎりに滑り込みでお届け完了。
娘が帰ってきてから、「ういろう、形も食感もちょっと変な感じやったやろー、ごめんな」と言うと、「めっちゃおいしかったで!」と勢いよく言う娘。「◯◯くんがおいしそうって言ってくれたし、◯◯ちゃんもいつもお母さんのお弁当おいしそうって言ってくれるねん」とのこと。
いつも作っている代替え給食は、特に見栄えが良いわけでもない素朴なおかずばかり。そんな言葉をもらうとなんだか恐縮してしまうような毎日のお弁当だけれど、みんなやさしいなぁと嬉しく思いました。
おそらく、毎日クラスで一人だけお弁当を持参していることに、何かしらの孤立感や居心地の悪さを感じている娘だろうけれど、きっと、内側で生まれるモヤっとした思いも変換させて、そんな感想や報告としていつも表現してくれているのかなと、娘の心の本当のところは分からないのだけれど、そんなふうに感じました。
娘の食物アレルギーに対して、私の思いも日々ぐるぐると回っているけれど、今は伝えてくれる言葉を素直にそのまま受け止めて、一緒に喜びながら、お友達の言葉もうれしく励みにしながら、これからも作っていこうと思った今日でした。
先日出合った蓮の花。
鮮やかな花びらと元気な葉の緑。蓮池の花もそろそろ咲き始めているのかな。確かめに行ってみよう。
【今日作ったもの、食べたもの】
・豚肉とこんにゃくの炒め煮
娘の代替え給食で作ったもの。みじん切りの生姜と下茹でした細切りこんにゃくをごま油で炒めて、塩麹を揉み込んだ豚肉を加えて蒸し煮。味付けは醤油とみりんで仕上げました。
普段お肉はあまりいただかない方だけれど、生姜を適度に効かせると少し食べやすく感じます。