日音色 hineiro

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2024.06.22

94日目

満月。
ネイティブアメリカンの人たちが季節の移り変わりを捉える伝統として、それぞれの満月を特別な名前で呼んできた、ということを最近知りました。
この世界と星の世界とがさらに結びつき巡り合う様子がイメージできて、とてもすてきだなと思いました。
6月は野いちごの収穫時期なので、今回の満月はストロベリームーンと呼ばれているそう。

今日は日音色の実店舗営業日。
いつも数時間の短い営業時間の中で、はじめましての方や、思いがけず来てくださるお久しぶりの方、気にかけてくださるご近所の方、いろんな方とお会いしてお話しをさせていただきます。
その時間の中には、感謝や気づきや感動などがいろんな形で方々に散りばめられていて、ふとそれらを見つめ意識してみると、そのひとつひとつを拾い上げて、特別な場所に大切にしまっておきたいような気持ちになります。
それは、大阪でお店に立っていた頃から変わらない感覚。なかなかうまく言葉になりませんが、私はこの感覚がとても好きだからお店に立っているような気さえしています。

晴れていた空が徐々に雲に覆われて、閉店間際になると雨が降り出しました。
最後のお客さんは、ご家族みんなで傘をさして来てくださったご近所さん。何気なく交わす会話があたたかくてうれしい。いつもありがとうございます。
皆さん今日も、やさしい時間をありがとうございました。

【今日作ったもの、食べたもの】
・塩昆布と梅のおむすび
来店のお客さんが落ち着いたタイミングでいただいたお昼ごはんは、手早く握ったおむすび。
塩昆布と梅干しを混ぜ込んだおむすびはちょうど今日の気分でした。
その時の心や体の状態に寄せて、時にはこんな手軽なごはんの時も。ぬか漬けとお番茶と一緒にいただきました。