日音色 hineiro

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2024.06.07

79日目

明日は、いつも出店させてもらっている環の市
京都での日音色を始めて間もない頃に、主催の石川奈都子さんがお誘いくださり、その頃から数年間、毎回出店させてもらっているマルシェです。出店者さんもお客さんもやわらかであたたかな市は、3ヶ月に一度のお楽しみです。
ご縁のきっかけをいただいたのは、谷六日音色時代からのお友達、睦実さん。お互い住む場所を移り、家族が増え、いろんな変化を経てこうして今、環の市で一緒に出店させてもらっていることがなんだか不思議でうれしいです。

毎回、実店舗オープン時や出店時に焼いたお菓子を、一枚のお皿に並べて告知用に撮影することにしています。
お店の木製カウンターに置いて撮ると、後方から入る陽の光がよい感じに作用するのでいつもこの場所で。そのときに咲いている花や緑を添えると季節感も出るので、そのときどきの庭の植物も添えるようにしています。
お菓子たちの姿が生き生きと伝わる写真がなかなか器用に撮れないので、いつもけっこうな枚数を撮ってその中からじっくりと一枚を選びます。撮りながら、この角度がいいかな、こう並べようかな、植物はどんなふうに置こう・・などと自分なりに考える時間はとても楽しいです。並んでいるお菓子たちと向き合う時間にもなって、ますます愛着が増します。

今回の季節のお菓子は、すもものメープルクランブルケーキとバナナシナモンケーキ。いろんな方にゆったりと楽しんでいただけますように。

【今日作ったもの、食べたもの】
・野菜の重ね煮
作る時間が取れないときのおきまりのひと品。そのときある野菜を鍋に順に重ねて塩を一振り。蓋をしてじっくりと弱火で火を入れていき、仕上がりまでお鍋任せにしておきます。
マクロビオティックの調理法だと、陰性のものは底に、陽性のものは上に、という順番になるけれど、難しく考えずに、水分の多そうな野菜ほど下に敷いていけばよいと、まずは覚えておけばいいのかな、と思います。オリーブオイルやごま油を少し回しかけることも。野菜の種類や状態によっては、料理酒や誘い水を最初や途中に加えることも。塩の代わりにお味噌や塩麹、醤油麹などを使うこともあります。
決まりごとは作らずに、そのときの野菜の状況や気分で、気楽に重ね煮をしています。

我が家はいつもストウブの鍋で。そのまま食卓に出すのでとても手軽に用意できます。