よいお天気だし、運動も兼ねて、今日のお昼ごはんは外に行こうということになり、夫と一緒に渡月橋方面のお店へ。
昨日の大雨の影響で勢いよく流れる、濁流の色と澄んだ空の青の対比を橋の上から眺めながら歩きました。

お昼ごはんをいただきながら話したのは、お互いの仕事のことや娘のこと、近頃の色々。
へー今そんなことしてるんや、とか、こんな出来事があって、など、普段なかなかゆっくりと話せていないことをこういう機会によく話します。同じ家に暮らしていても、なかなかじっくりと日々のことを話す時間ってないものだなぁと思います。

相変わらず私の話をよく聞いてくれる夫。仕事のことや、今私が興味を持っていることなんかも、自分事のようにひとつひとつ落とし込んで考察してみたり、楽しい方へと思考を広げてくれる。思えば昔からずっと変わらない、目の前の人に向き合うその丁寧さとしなやかさにはいつも感心するし、私が持ち合わせていない視点を暮らしの中で見せてくれるので、その度にありがたいなと思います。

星よみでは、土・土の夫と風・水の私。その結果は私たち自身も笑ってしまうくらい当てはまっていて、その通り、関わる中ですれ違いすんなりといかないことも多々。けれど、違いそのものばかりを見てため息をつくよりも、たとえばお互いの真ん中に小さな植物を置いて、それぞれの持つ異なる力を合わせることで、それを育んでいくような心持ちで一緒に生きていけたらいいのかな、なんて思ったりします。
その植物のような存在が今はきっと娘なのだけれど、いつか娘が一人立ちしてそこから巣立った後も、土と風と水で何かを育むように互いの関係を豊かにしていけたらと、どう展開していくかは分からない、遠いいつかを思うことがあります。

【今日作ったもの、食べたもの】
・鶏団子と春雨のスープ
鶏団子には、鶏もも挽肉、生姜と玉ねぎのみじん切り、味付けに麦味噌を少々、つなぎに米パン粉を。スープの具材は、重ね煮にした玉ねぎ、人参、干し椎茸、春雨。鶏団子からの出汁をベースに、醤油麹と三河みりんで味付けしました。それぞれの好みで、器に盛ってからごま油をたらしたり、黒胡椒をひいたりしていただきました。