日音色 hineiro

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2024.03.25

5日目

小学校は三学期の終業式でした。
両手いっぱいにたくさんの荷物を抱えながら、お昼過ぎに娘が帰ってきました。お道具箱や鍵盤ハーモニカ、リコーダー、体育館シューズなど。最後の一週間はほぼ休んでいたので、毎日少しずつ持ち帰ることが出来なかったのでした。
学校が近いので2度に分けて運んだらいいよ、と担任の先生も私も伝えていたのだけれど、絶対に1回で持って帰る、と言い張り実行した娘。

最後の日は元気に行けてよかった。転校するお友達がお別れの挨拶の時に涙を流して、みんなも一緒に涙したという話を聞いて、クラスのみんなでどんな時間を重ねてきたんだろうと想像して、こちらもなんだか胸が熱くなりました。

午後からは、娘のお友達が遊びに来てくれて、始終かわいい声を響かせながら、学校以外の場所での3人の時間を深めている様子でした。
私自身、はっきりと記憶が残っている9歳という年齢。お友達と遊ぶ娘を眺めながら、無意識にその頃の自分と重ね合わせて、そうそうそんな感じだったなぁとおもしろく感じたり、ちょっと苦しかった気持ちなんかが蘇ってきたりもします。
春からも、いろんな思いを味わいながら、ただただ元気に過ごしてくれますように。

【今日作ったもの、食べたもの】
・米粉のドーナツ
今日のおやつにみんなで食べたいからと、娘からリクエストされたドーナツ。
米粉、白神こだま酵母、サイリウム、甜菜糖、海塩を混ぜ合わせた後、米油とぬるま湯を加えてこね、生地をまとめます。発酵具合は季節によって大きく変わります。まだ気温が低いので、温度は高めで時間も長め。粉にアーモンドプードルを使うことも。
ドーナツ型に成型して、米油できつね色になるまでからりと揚げ、油をきってから熱いうちに甜菜糖をまぶしました。
米粉の生地はもっちりした食感なので、しっとりふわふわのドーナツに慣れていたらお口に合わないかもしれません。子どもの反応は素直なので、作ったものを食べてもらうときはいつもドキドキします。
娘からは、おいしいって言ってたよ、と聞きましたが、そうだったらうれしいな。