終日お店にこもって作業の一日。
今日は特に工程がぎゅっと詰まっていたので、お花見をしたり外に出て気分転換することはできなかったけれど、ちいさな厨房の中でも春を感じられました。
季節の楽しみ方は色々とありますが、お菓子作りもそのひとつ。春のお菓子に私が使うのは、よもぎや苺、桜の塩漬けやいくつかのハーブ。
今日も、よもぎやローズマリーを刻むときに広がる爽やかな香りに癒され、部屋いっぱいに満ちる煮苺のうっとりする甘い香りに心踊りました。

【今日作ったもの、食べたもの】
・苺の甘煮
ヘタを取って4等分にしたいちご(2パック分)と、いちごの1/3量ほどの甜菜糖を鍋に合わせ、レモン果汁も大さじ2程度加えます。しばらく置いて水分が少し出てきたら火にかけコトコト弱火で煮込み、いちごに十分火が通り柔らかくなったら出来上がり。
肉厚でしっかりした酸味を感じる福岡県産のいちごを使って、今日はお店用のケーキに使うために苺の甘煮を作りました。爽やかに仕上げたかったのでレモン果汁は多めに。
パンに乗せてごろっとした果肉を楽しむのも好きです。お湯割りにしたり、ソーダ割りにしたり、フルーツシロップとしていただく場合は甜菜糖はもう少し足した方がよさそうです。