春分の日の翌朝。庭に面した窓のロールスクリーンを上げると、デッキや草の上にうっすらと雪が積もっていました。
夜のうちにひっそり積もった雪は透けるほどに薄く、朝日を浴びるとたちまち溶け出してしまい、起きてきた娘も「ああ・・」と落胆の声。雪だるまは作れなかったけれど、もう降らないと思っていた雪の見納めが思いがけず叶いました。
毎年何度か雪が積もる嵐山ですが、今年はほとんど降らず積もらずのおだやかな冬で、そのせいか、冬の始まりから終わりがあっという間だった気がします。

昨日は、宇宙では新しい一年の始まりを迎えたようで、「宇宙元旦」という言葉をいろんなところで聞いたり見かけたりしました。いくつになっても「はじまり」を感じるとやっぱりわくわくします。
私も今日から、静かにわくわくしながら日記を書き始めてみます。

【今日作ったもの、食べたもの】
・春野菜とツナのパスタ
具材はラディッシュ、スナップエンドウ、アレッタ、椎茸、えのき茸、ツナ。パスタは、とうもろこしとお米で作られた麺を。
きのこ類と野菜をオリーブオイルで炒めてから軽く蒸し煮に。具材がほんのり柔らかくなったら菜種油を切ったツナを入れて炒め直し、茹で上がったパスタと合わせて、塩麹とパスタの茹で汁で味を整えました。春野菜は火を入れ過ぎずに、食感や季節特有の食材そのものの味を楽しみたいです。
ツナの油分があるのでオリーブオイルは控えめに。ガーリックなしで作るパスタが近頃は好み。黒胡椒をひいて、フライパンごと食卓に置いて、各自好きなだけお皿に盛るスタイルのお昼ごはんでした。